大会当日の流れ(2/3)-「会場に到着」から「開会式」「不戦勝者の発表」まで
競技かるたの公認、後援大会当日の流れを順を追って説明します。
1.会場に到着
時間に余裕をもって到着しましょう。 受付終了時刻になっても受付していない場合は不戦敗となります。 受付時間は30分間の場合が多いので、受付開始直前に到着するのがお勧めです。
2.控室の場所を確保
選手控室は大変混雑するので、まずは控室内で休憩したり荷物を置く場所を確保しましょう。同じかるた会で集まって場所を取ることが多いです。譲り合いも忘れずに。
3.受付
かるた会によっては会員一括で受付します。受付では登録時の かるた会の名前と氏名を言います。当日払いの場合は参加費を払います。参加するトーナメントブロックや着席場所の記号を知らされる場合もあります。低学年のお子さんの場合は親御さんも聞いておきましょう。着席場所が知らされない場合は、後ほど行われる組み合わせ発表で着席場所が分かります。
4.着替えとお手洗い
女子更衣室も大変混雑します。自宅から着替えてくるというのも手です。お手洗いもこの時に行かせておきましょう。
5.会場の確認
着替え後、開会式まで時間がある場合は、開会式会場、試合会場、飲食できる場所、自動販売機の場所などを確認しておきましょう。
一旦、開会式が始まると試合終了まで控室に戻ってくる暇はないので、トイレや飲食も済ませておきましょう。
受付終了時間5分前までには控室に戻りましょう。受付終了時間が近づくと、控室に運営スタッフが開会式会場への移動を促しに来ます。開会式が終了後すぐに試合が始まるので、試合に必要なものは開会式に持っていきましょう。
6.開会式
受付が締め切られると間もなく開会式が始まります。30分間はかかりません。開会式では大会長などの挨拶が行われますが、大事なことはアナウンスされる注意事項を把握しておくことです。小学生のお子さんをお持ちの親御さんは、お子さんといっしょに以下の注意事項を確認しておきましょう。
- 試合会場
- 試合結果報告場所
- 飲食禁止場所
- 控室の閉鎖、変更、移動
- 入賞基準
開会式の会場と試合会場の場所が異なる場合、試合会場が複数の部屋に分かれている場合はアナウンスがあります。お子さんはどの試合会場になるかよく聞いておきましょう。
かるたの試合では、勝者が勝ったことを自ら事務局に報告しに行く必要があります。枚数差も同時に報告します。 報告を忘れると不戦敗となる場合があります。報告する場所が試合会場内に設けられている場合は何もアナウンスされませんが、そうでない場合はアナウンスがありますので、試合結果報告場所を把握しておきましょう
「XXの控室はXX回戦目までしか使用できない」「XX回戦からはどこどこが控室として利用できる」といったアナウンスがなされる場合があるので注意しましょう。
通常、かるたの公認、後援大会はトーナメント方式です。負けしだい 、閉会式を待たずに帰宅するのが一般的です。入賞すると賞状、場合によっては記念品が閉会式の際に授与されますが、閉会式に出ずに帰宅する場合は、先に事務局でもらって帰ることが出来ます。せっかく入賞したのに賞状をもらい損ねて帰宅しないよう、何回勝つと入賞するか把握しておきましょう。大会によって異なりますが、3回勝って3位になると入賞とされることが多いです。
なお、参加人数が多い場合はトーナメントがブロック別に分かれ、複数の優勝者が出ます。
なお、まれに開会式の前に一回戦の不戦勝者と組み合わせ発表、着席がある場合がありますので、注意してください。
7.不戦勝者の発表
開会式の直後に第1回戦の不戦勝者の氏名がアナウンスされます。
会場のキャパシティの都合上全員は試合ができない場合、人数が奇数になる場合などにこういった不戦勝者がでます。ごく一部の選手のこともあれば、半数近くが不戦勝となることもあります。
不戦勝者は第2回戦が始まるまで待機となります。第2回戦開始は第1回戦が開始してから1時間~1時間半後となりますが、開始時間は変動するので、試合の進捗が把握しやすい控室にいるようにしましょう。少なくとも第1回戦開始45分後以降は控室に常駐していましょう。第2回戦開始のアナウンスは明確に行われない時もあります。第1回戦の進捗を各自で把握して会場へ移動しましょう。 第1回戦の選手の多くが控室に戻ってきて、再び試合会場へ移動し始めたら、試合会場へ行きましょう。
開会式・不戦勝の発表が終わるとすぐに試合が開始します。