お父さん、お母さんのための競技かるた入門

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お父さん、お母さんのための競技かるた入門

映画、アニメ、マンガの「ちはやふる」を見て、「私も百人一首を習いたい」、「かるたの大会に出たい」と思い始めた小学生や中学生のお子さんをお持ちのお父さん、お母さん向けに、競技かるたの世界を紹介します。

大会当日の流れ(3/3)-「試合」から「閉会式」まで

7. 試合

1つの試合の流れは以下の7-1~7-8の通りです。D級以下の大会の場合、優勝者が決まるまでに5回戦あるので、7-1~7-8が最大5回繰り返されることになります。

7-1. 組み合わせ発表

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対戦相手と着席する位置の番号や記号が発表されます。

「ちはやふる」に、千早が若宮クイーンと対戦する際に組み合わせ発表のシーンがでてきます。実際は、「ちはやふる」の組み合わせ発表シーンと違ってとても混雑します。小学生低学年のお子さんの場合は親御さんも一緒に席の番号を確認した方が良いでしょう。

席の番号を確認したらすぐに着席させて下さい。

7-2. 着席

この後の暗記時間中は体を動かさないので、体が冷えないように上着を持たせて着席させましょう。

小学校低学年のお子さんであれば、ちゃんと着席したか見届けてあげてください。暗記時間開始から5分以内に着席しない選手は、棄権したものとみなされます。お子さんが着席したら親御さんとしては一安心です。以降は客席から見守りましょう。

選手は札を並べる合図があるまで着席して待機します。

7-3. 札並べ

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一通り選手が着席がしたら審判の合図とともに札を定位置に並べ始めます。もちろんこの時、親御さんがお子さんにアドバイスすることはできません。お子さんが一人で定位置に札を並べなくてはなりません。

7-4. 暗記時間(素振りなし・13分間)

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多くの選手が札が並べ終わったら、札の位置を覚える暗記時間が始まります。

実はこの暗記時間、選手は自分の札を並べ終わった後だったら離席することができます。もちろんその分暗記時間が削られる事になるのですが、もし、トイレに行きたかったり、忘れ物を取りに行くのであれば最後のチャンスです。「どうしてもトイレに行きたかったり忘れ物を取りに行きたかったりしたら、自分の札を並べた後だったら暗記時間中に行っても良い」ということをお子さんに言ってあげると良いです。

相手がこちらの陣の位置を暗記できるよう、自分の札を並べ終わった後でないといけません。

審判に断る必要はありません。対戦相手に「失礼します」と一礼してから離席しましょう。

競技開始時刻は暗記時間の開始時に審判より通知されますので、競技開始2分前くらいまでには戻ってきましょう。

7-5. 暗記時間(素振り・2分間)

競技開始2分前になると素振りができます。

7-6. 競技

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序歌が読まれると、一斉に競技が始まります。競技中は下記の記事を参考に、マナーに気をつけて観戦してください。

ただ、観戦するといっても多くの場合は選手までの距離が遠かったり人影が重なったりするため、試合の状況はよく分かりません。出来ることと言えば、お子さんが安心するように顔の見える位置に座って見守ってあげるくらいです。

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7-7. 勝った場合

勝った場合はとても忙しくなります。特に運命戦(お互いに自分の陣に1枚ずつ札がある状態)まで持ち込み勝った場合は、その会場で行われている最後の対戦の組ということなりますので、次の試合開始まで数分しか間がない場合があります。

大会事務局に自分が勝ったことを報告しないと不戦敗になる場合があるので、まずはお子さんが報告しに行ったかどうか確認しましょう。多くの場合、報告場所は試合会場内にあります。

次に他の対戦の邪魔にならないよう試合会場を出ます。トイレに行きたければすぐに行きましょう。その後、控室に戻り水分を取ります。お腹がすいていたり、次の試合が終わった後(およそ1時間半後)では昼食を食べるには遅すぎる場合は、食事もしましょう。

休息時間中は控室に待機し、ときおり試合会場に様子を見に行って、同時に始めた他の対戦がいつ終わるか進行に気を配ります。多くの選手が控室から試合会場へ移動し始めたら、いっしょに試合会場へ移動し、次の試合に臨みます。

試合会場は同じ場所とは限らないので、開会式での注意事項告知などに注意して下さい。

7-8. 負けた場合

原則、トーナメント方式なので、一度負けたらそこで終了です。勝敗の報告は勝者がするので、特にすることはありません。閉会式を待たずに帰宅することができます。入賞していたら賞状を事務局で受け取って帰宅しましょう。

まれにトーナメント方式ではない大会もあります。その場合は負けても次の試合があるので、大会の案内や開会式のアナウンスに注意してください。

上級の大会が同じ会場が行われていれば、上級の試合を観戦するのも勉強になりますが、きっぱり気持ちを切り替えて、帰宅して十分な休息を取らせることをお勧めします。体も頭も疲労している上に、ろくに食事を摂れていないと思いますので、帰りに甘いものを食べにどこかに寄るのも良いですね。

負けて意気消沈するお子さんもいらっしゃるかもしれませんが、小中学生の子供が1時間以上、集中して頭も体も使うというだけでも、ほめてあげられることだと思います。負けてもよく頑張ったと励ましてあげてください。

8. 閉会式

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表彰状授与があり大会が閉幕します。

3位の人は先に帰宅してほとんど参加せず、最後の試合に残った優勝者と準優勝者だけが参加することが多いです。

そもそも、3位以下の表彰がなかったり、閉会式そのものがない場合もあります。

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