お父さん、お母さんのための競技かるた入門

お父さん、お母さんのための競技かるた入門

映画、アニメ、マンガの「ちはやふる」を見て、「私も百人一首を習いたい」、「かるたの大会に出たい」と思い始めた小学生や中学生のお子さんをお持ちのお父さん、お母さん向けに、競技かるたの世界を紹介します。

読み上げアプリ「わすらもち」で友札を練習する

Androidスマホ読み上げアプリ「わすらもち」で友札(決まり字が途中まで同じ札)の取り分けを、一人で練習する方法をご紹介します。

百人一首読み上げ「わすらもち」

百人一首読み上げ「わすらもち」

概要

ここでは全体の流れを説明します。後ほど わすらもちの設定方法の詳細を、画面のキャプチャー付きで説明します。

友札「なげき」と「なげけ」を例としてあげます。どちらかが延々ランダムに読まれるように設定することで、友札「なげき」と「なげけ」の取り分けを練習します。

1.わすらもちの設定で、練習したい友札だけが読み上げられる札セットを作成する。

わすらもちでは「札セット」に基づいて、どの札が読まれるか決められています。最初は100枚全部の札が入った札セットが選択されています。そこで、読み上げたい札だけが入った札セットを作成します。ここの例では「なげき」と「なげけ」だけが読まれるようにします。

2.わすらもちの設定で、作成した札セットを選択する。

1.で作成した札セットを選択します。

3.わすらもちの設定で、読み上げ順番を「シャッフル」モードから「ランダム」モードに変更して、繰り返し練習できるようにする。

「シャッフル」モードでは無作為に札が読み上げられますが、1枚の札に付き1回読まれて終わりです。1度読まれた札は2度は読まれません。

「ランダム」モードでも無作為に札が読み上げられますが、1枚に付き何回でも読まれ、無限に続きます。例えば、決まり字「なげき」と「なげけ」の取り分けを練習したい場合には、ランダムに「なげき」→「なげけ」→「なげけ」→「なげき」→、、、といったように続けたいですよね。「ランダム」モードに設定するとこのように読まれます。

4.相手陣に友札の1枚、自陣にもう1枚の札を置き、わすらもちを再生し、一人で練習する。

両方とも同じ陣に置いてあると、どちらをとってもお手付きならず、あまり取り分けの練習になりません。どちらか一方を正確に取らないとお手付きになってしまうシチュエーションで練習しましょう。

わすらもちの設定手順

1.右上の歯車アイコンを押しメニューを出し、「詳細設定」を押してください。
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2.「札セット」を押してください。
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3.「新規作成」を押してください。
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4.札セットの名前を入力します。「なげ」とか「なげき・なげけ練習」とか覚えやすい名前で良いです。
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5.「例」の所を押すことでカーソルを移動させ、「一覧」を押してください。
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6.読み上げたい友札(この場合は「なげき」と「なげけ」)を選択し、OKを押してください。
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7.この後さらに「OK]ボタンが2回出てくるので、2回とも「OK」を押し、設定の画面に戻ります。 f:id:mamo3:20160720163307p:plain

8.一度札セットを作成したら、2回目以降は札セットを作成する必要はなく、以前作成した札セットを選択できます。
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9.詠む順番を「シャッフル」から「ランダム」に変更します。「ランダム」に設定したら、スマホの戻るボタンを押します。 f:id:mamo3:20160720005118p:plain

10.これで設定は完了です。画面をタップすれば、最初だけ札セットとは別の下の句が読み上げられますが、その後は札セットに設定した「なげき」と「なげけ」だけがランダムに繰り返し読み上げられます。 f:id:mamo3:20160720010611p:plain

11.練習が終わり、通常の、競技形式で100首読み上げる設定に戻すには、札セットを「全部の札(100)」、詠む順番を「シャッフル」に設定してください。
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下記の記事もご参照ください。

karuta.hatenablog.jp

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