お父さん、お母さんのための競技かるた入門

お父さん、お母さんのための競技かるた入門

映画、アニメ、マンガの「ちはやふる」を見て、「私も百人一首を習いたい」、「かるたの大会に出たい」と思い始めた小学生や中学生のお子さんをお持ちのお父さん、お母さん向けに、競技かるたの世界を紹介します。

わが子と かるた会を見学する際の6つの下準備

以前、かるた会に見学のアポを取る方法を説明しました。

karuta.hatenablog.jp

ここではかるた会を見学する前の準備を説明します。

1.子供にかるた会を見学することを説明する

かるた会とはなんぞやというのを事前に子供に説明するのは難しいと思います。それを知るために見学するのですから、、、

そんな時は「ちはやふる」を見せるのが手っ取り早いです。「ちはやふる」には かるた会を厳密に説明した箇所はありませんが、雰囲気は分かると思います。小学生だった千早たちが府中白波会に訪問する場面が良いと思います。

マンガ「ちはやふる」でしたら一巻2~3首
アニメ「ちはやふる」でしたら第3話「ふれるしらゆき」の前半

がそのシーンです。

上記では、突然練習場に入室しようとする綾瀬を、新が止めようとする場面があります。競技かるたでは札を速く取るために、歌を読む人の声に非常に注意を払います。そのため、雑音は大敵です。「みんなが練習しているから静かにしてね。」言っておくと良いでしょう。

下記の記事も参照してください。 karuta.hatenablog.jp

2.百人一首を覚え始める

百人一首は練習しながら覚えればよいという かるた会と入会する前に覚えてきてくださいという かるた会があると思います。いずれにしろ、少なくとも百人一首を覚え始めていた方が良いです。

3.遅刻厳禁

かるたの練習がよく行われる文化センターとか地区センターとかはちょっと辺鄙なところにある場合が多いです。広い和室が安く使える所を探すと自然とそうなるのかもしれません。遅刻して千早たちのように練習中に乱入して顰蹙を買わないよう、事前に場所・アクセスを良く調べておきましょう。

4.下の子を預ける

競技かるたの興味のない子に1回1時間、トータルで数時間の練習の見学に黙って付きあわせるのは、その子にもかるた会の人にとっても良くないとこと思います。また、赤ちゃんを連れて見学というのもちょっと無理があります。下の子がいる場合は、旦那さん/奥さんにみてもらって、入会を考えているお子さんとだけ見学に行きましょう。

5.膝が隠れるパンツ・ズボン

見学だけでなく、体験練習もさせてもらえるかもしれません。札が取りやすいよう、膝が隠れるパンツ・ズボンで行くと良いと思います。競技かるたでは札を取る時に膝が床にすれて痛くなるので、半ズボンでない方が良いです。 f:id:mamo3:20160316221201j:plain

学校帰りなどでスカートで行かなくていけないのであれば、最初の見学の時は、わざわざ着替える必要はないと思います。ただ、できれば長ズボンの体操服をかばんに忍ばせておくと良いでしょう。

あと、体を動かす競技者に合わせるために室温が低いかもしれません。じっと見学している寒いので羽織るもの持っていくと良いでしょう。

6.飲み物

上記とは逆に、空調の音を消すため、夏でもエアコンを切っている場合もあります。室内が暑いかもしれません。「ちはやふる」の試合のシーンにもそんなシーンがありましたよね。

意外に、学校の校舎を利用した地区センターなどですと、自販機が近くにないので、あらかじめ買っておくなり、水筒を持っていなりすると良いでしょう。

なお、手土産は要らないです。どうしても気になるようであれば、小分けにできる甘いものを持って行くと良いでしょう。

こちらもご参照ください。 karuta.hatenablog.jp